Pars Today
ゾウルファガーリー邸としても知られる考古学博物館で、イラン北西部ザンジャーン市にあり、ここでしか見られない品々が置かれています。この邸宅はガージャール朝期末期に建てられました。
ペルセポリス博物館は美しい宮殿の中心にあります。19世紀から20世紀にかけてのドイツの歴史学者およびイラン学者であったヘルツフェルドは西暦1932年、クセルクセス1世の敷地にあった宮殿のひとつを選び、歴史文書や絵画のレプリカを参考にこの古代の宮殿を再建し、その後、この敷地内から発見された出土品をこの博物館に展示しています。
ザーヘダーン大博物館はイランで最も大きな博物館のひとつで、同国南東部スィースターン・バルーチェスターン州のザーヘダーン市にあります。この博物館は1,000平方メートルの床面積に5階建ての建物を有し、同州サラーヴァーン市にあるセブ城塞に着想を得て建設されました。
パールス博物館はイラン南部の都市シーラーズにあり、イトスギの木立が茂る非常に美しい庭園内にたたずむ、「ヨーロッパ風の帽子」と呼ばれる建物内に位置しています。
今回は、イラン・イスラム文明の形成における、イブンスィーナーの学術的な努力についてお話しましょう。
これまでの番組の中で、さまざまな民族の間でイスラムが現れ、急速に広がり、様々な文化を惹きつけたことで、文明と文化の大きく確かな基盤が打ち立てられたこと、その中では様々な人種や民族が役割を果たしたことについてお話ししました。