Pars Today
テロ組織ISISが、イラン南東部ケルマーンで今月3日午後に起きた爆破テロの犯行を認めました。一方、イラン情報省はこの自爆テロの実行犯2人のうち1人がタジキスタン国籍であったと発表しました。
イラン最高指導者の見解と分析;地域での抵抗戦線の復活とイスラエルの抑止力の終焉にソレイマーニー司令官が果たした役割
本日3日水曜は、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官がイラクで米軍の攻撃により殉教してから4周年の記念日に当たります。
在国連ジュネーブ事務局イラン代表部が、OHCHR・国連人権高等弁務官事務所に宛てて書簡を送付し、「我が国は、ソレイマーニー司令官を殉教させた犯人の法的処罰手続きを続ける」としました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、米軍により殉教した同国イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官の遺族との面会において、「この偉大なる殉教者の最も重要な功績は、地域において抵抗戦線を復活させたことだった」としました。
イラクKDPクルディスタンの民主党のマスード・バルザニ党首が、自らの新著において、イラク北部エルビルでテロ組織ISISに対抗していたクルド人への支援においてソレイマーニー司令官が果たしたかけがえのない役割について「勇敢な行動だった」と評しました。
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記は、「イスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官を暗殺した実行犯には、正義の鉄槌が下されるだろう」と強調しました。
イランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官が暗殺された事件に関し、同国の国民約3000人が、アメリカ政府を相手取った訴訟を起こしました。
イラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレマーニー司令官の暗殺事件追及特別国際委員長を務めるキャドホダーイー外相補佐官が、この事件への関与罪でトランプ前米大統領を訴追しようとしている、としました。
イラン護憲評議会の法学者であるキャドホダーイー氏がツイッターにおいて、「イランとイラクの当局者を暗殺した罪状による、アメリカのトランプ前大統領およびポンペオ元米国務長官の法的追及は続けられている」としました。