Pars Today
前回までは、預言者の末裔とされ、人々を指導する立場にある聖なる人物、すなわちイマームと呼ばれるシーア派の12人の偉人たちの生涯などについてお話しました。
イランでは、イスラムの預言者ムハンマドの命日とシーア派2代目イマーム・ハサンの殉教記念日を迎え、全国的に服喪・追悼のムードが漂っています。
イスラム暦モハッラム月10日アーシューラーの夜となった19日木曜、イラン各地でシャーメ・ガリーバーン(「寄る辺のない者たちの夜」の意)と呼ばれる儀式が、新型コロナウイルス対策としての人数制限と衛生プロトコルを順守した上で開催されました。
今回は、シーア派4代目イマーム・サッジャードの生涯についてお話することにいたしましょう。
米ニューヨークにて、シーア派3代目イマーム・ホサインの日とされている15日、この偉人を追悼する「胸うちの儀式」が実施されました。
今回は、イスラム暦ムハッラム月にちなんで、モフセン・ホセイニーが歌う、シーア派3代目イマーム・ホサインへの追悼歌をお届けします。
今年もまた、イスラム暦の最初の月であるモハッラム月がめぐってまいりました。この月は、壮大な抵抗運動を人々の記憶に蘇らせるものです。
シーア派初代イマーム・アリーの殉教記念日にあたり、イラン全国の人々が各種の追悼儀式への参加により、喪に服しています。
西暦626年1月11日に当たるイスラム暦4年シャアバーン月3日、メディナでイスラムの預言者ムハンマドの一族に、1人の男の子が授けられました。この男の子こそは、後のシーア派3代目イマーム・ホサインだったのです。今回は、この偉人の生誕日に因み、この偉人の位置づけと美徳についてお話することにいたしましょう。
世界のカトリック教徒の指導者であるローマ教皇フランシスコが、イラクのシーア派最高権威者であるスィースターニー師との会談を、自身の「精神的喜び」の源となったと述懐しました。