Pars Today
ある研究者の話によると、人間は自分が何かしらの害悪を被った際には、神だけが物事の決定者であることに気づき、神に助けを求めるものの、順境にあって恵まれている状態においては、神以外の事物にも役割があると思い込み、あらゆる事象の関係や創造世界の管理が神の手だけに握られていることを忘れてしまうといいます。
人々にものを教えることは、イスラム教の預言者ムハンマドが神から預言者としての地位を授けられた動機のひとつでした。
学問とは、世界のどこに行っても存在する唯一のものであり、学び、習得すべきものです。
イスラム教では、人生のあらゆる事柄について決まり事があります。そして、信仰、道徳、物質、精神のいずれにおいても、心身を消耗させるような修行めいたものは存在しません。