Pars Today
原油先物が、ウクライナ戦争をめぐる供給懸念から上昇しました。
ブルームバーグが28日、日本はロシアの「サハリン2」プロジェクトから5月以降初めてロシア産原油を輸入する予定だと報じました。
原油価格情報サイトの統計によりますと、26日月曜の取引において原油の世界市場価格は上昇しつつあります。
中国が輸入したロシア産原油が、サウジアラビア産を上回ったことが明らかになりました。
アメリカの銀行BOAバンク・オブ・アメリカが、「ヨーロッパ産銘柄のブレント原油の国際価格は、中国での需要の回復、ロシアの供給の減少、OPEC石油機構とそれ以外の産油国が構成するOPECプラスによる全面的減産実施により、来年には1 バレルあたり平均100 ドルに達するだろう」との予測を示しました。
世界市場で、原油が値上がりしました。
パキスタンのマリク石油担当相が、ロシアから割引価格で原油を購入すると明らかにしました。
OPEC石油輸出国機構加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日、オンラインの閣僚級会合を開き、今後の原油生産計画について協議し、日量200万バレルの大幅減産を維持することで合意しました。
日本の松野官房長官が、OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国で構成されるOPECプラスによる原油の減産継続という決定に関して、「原油価格の高止まりにつながりかねない」との見解を示しました。
日本政府は、ロシア産原油に対する上限価格を超える取引を禁止するいわゆる「プライスキャップ」を本日5日から実施すると発表しましたが、その一方で、日本の商社も参画する「サハリン2」で生産された原油については、エネルギー安全保障の観点から規制の対象外としました。