Pars Today
テヘラン大学の教授が、イスラエルによるガザやレバノンへの攻撃について「西側メディアはこのジェノサイドの共犯者だ」と訴えました。
イランの国際問題評論家モハンマド・メフディ・ラヒーミー氏は自身のXで、「レバノン・ヒズボッラーのメディア担当だったムハンマド・アフィフ・アル・ナブルスィ氏を殉教させたというシオニスト政権イスラエルの行動は、同政権に対抗するヒズボッラーが持つメディア面での力の強さを認めた証である」と投稿しました。
イラン最高指導者ハーメネイー師の顧問を務めるアリー・ラリージャーニー氏(前国会議長)がイスラエルの攻撃にさらされるレバノン・シリア両国の首都を訪問したことは、重要な意味を持っています。
アナリストらによれば、シオニスト政権イスラエルは、レバノンのキリスト教徒とドゥルーズ派に対してイスラム教シーア派への憎悪を煽るため、レバノン首都ベイルート南郊のズガルタ及び、アイン・エル・デルブの2つの地区を攻撃しました。
イラン外務省のバガーイー報道官が、「アメリカ大統領選挙よりも重要なことは、地域および、ガザとレバノンにおけるシオニスト政権イスラエルの犯罪をめぐるアメリカの行動、そして同国の対イラン政策である」と語りました。
レバノン・ヒズボッラーのナスロッラー前事務局長の殉教40日忌に当たる9日土曜、テヘラン首脳会議ホールにて、ナスロッラー師を記念する国際会議がイラン政府関係者や各国の専門家らの出席のもと、開催されました。
イランのガーリーバーフ国会議長は、「(ヒズボッラーの)ナスロッラー師の殉教は、犯罪政権イスラエルとの妥協が無益であることを示した」と述べました。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、ハマスやヒズボッラーが依然として力強く抵抗運動を続けていることに触れ、神の助けという疑いようのない約束と、ハマスやヒズボッラーが過去何十年と抵抗を続けてきた歴史的事実からして、現在のイスラエルに対する戦いは必ず抵抗勢力側の勝利に終わるだろうとの見通しを語りました。
レバノンのヒズボッラーが、3つの別々の作戦によりイスラエル軍の兵舎、兵器工場、兵士の待機場所などを砲撃しました。
イスラエル紙「ザ・マーカー」は記事の中で、「戦争はイスラエルの経済に恐るべき影響を与えており、イスラエル政府は終戦後数年経ってもこの状況を解決できないだろう」との見通しを示しました。