中国外務省報道官が、G7の影響力低下を揶揄
6月 29, 2022 19:45 Asia/Tokyo
中国外務省の趙立堅報道官が、G7の影響力低下を揶揄しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、趙立堅報道官はツイッターで、BRICSとG7の首脳らの写真を投稿し、両陣営に加盟する国々の人口数を記しました。
そして、G7が国際社会を「代表」していることについて皮肉を込めてコメントし、2006年に発足した経済同盟BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の人口がG7の数倍に達していることを指摘しています。
また、BRICSには32億人が暮らす一方、G7の人口は7億7700万人となっている。この写真をコメントした中で、公式報道官は「次に彼らが〈国際社会〉と発言する際、彼らが何を想定しているのか、これで分かるだろう」と指摘しました。
一方、ロシア外務省のザハロワ報道官は27日月曜、イランとアルゼンチンはBRICSへの加盟申請を行ったことを明らかにしました。
さらに、「米ホワイトハウスが世界で何かを遮断、禁止し、弱体化させようとしていた一方で、イランとアルゼンチンはBRICSへの加盟を申請した」としました。
また、イラン外務省のハティーブザーデ前報道官は27日月曜、同国もBRICSへの加盟を申請したことを明らかにしました。