中国・貴州省無形のミャオ族女性が文化遺産「ろうけつ染め」を継承
(last modified Tue, 30 Aug 2022 06:47:01 GMT )
8月 30, 2022 15:47 Asia/Tokyo

中国貴州省に住むミャオ族の女性が、無形文化遺産「ろうけつ染め」を次世代に継承しようと取り組んでいます。

中国新華社通信が今月28日に報じたところによりますと、この女性は貴州省安順市経済技術開発区に住む「95年後」(1995年以降に生まれた世代)のミャオ族の女性、張娟娟さんです。

張娟娟さんは、祖母と母が村のろうけつ染め職人だったことから、幼い頃から強い興味を抱いていました。

他地域の学校を卒業後、故郷に戻った張さんは、無形文化遺産であるミャオ族のろうけつ染め技術を母から受け継ぎ、10年以上続く両親の工房をろうけつ染め芸術会社として登録し、体験工房を立ち上げました。

現在、張さんは不定期で教室を開き、村民に無料でろうけつ染めの技術を教え、収入を増やす支援をしています。

また仲間とともに、実用的で環境にやさしく、ファッション性の高い衣服やハンドバッグなどのろうけつ染め製品をデザイン、販売しています。

 


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