パプアニューギニアの地震で3人が死亡
9月 11, 2022 15:15 Asia/Tokyo
南太平洋に浮かぶパプアニューギニア中部でマグニチュード7.6の地震が発生し、3人が死亡しました。
報道各社が地元当局の話として伝えたところによりますと、この地震により地滑りが起き、少なくとも3人が死亡したということです。
また負傷者も出ており、医療施設や民家、道路が損傷した模様です。
11日日曜午前8時47分ごろ、南太平洋のパプアニューギニアを震源とするマグニチュード7.6の地震がありました。
この地震の震源はパプアニューギニアのカイナントゥの東67キロ、震源の深さは61キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.6と推定されています。
同国沿岸部のマダン周辺や内陸部のゴロカなどで建物に被害が出ており、東部高地のゴロカでは、大学の建物の壁に大きな亀裂が入り、窓のひさしが壊れている様子が映像で確認されています。
今回の地震による揺れは震源から300キロ離れた首都ポートモレスビーでも感じられており、一部地域で停電が報告されています。
なお、在パプアニューギニア日本大使館は館員全員の無事を確認したほか、現地に住む日本人に被害があったかどうか調査中です。
同大使館によると、首都ポートモレスビーでは1分ほどの軽い揺れが感じられた、ということです。