9月 15, 2022 20:13 Asia/Tokyo

中国の習近平国家主席は14日、コロナ後初の外遊としてカザフスタンを訪問しました。

新華社通信によりますと、空港では、カザフスタンのトカエフ大統領、トレウベルディ副首相兼外相、ヌルスルタン市のクルギノフ市長らが習氏を出迎えました。

今回のカザフスタン訪問は、習氏にとって新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めての外遊となります。

また、カザフスタンの後は、SCO・上海協力機構首脳会合出席のためウズベキスタンを訪問する予定です。ウズベキスタンでは、同じくSCO会合に出席するプーチン露大統領との会談が予定されています。両氏の直接会談は、ウクライナ戦争後初めてです。

SCOは、テロ・過激主義への対抗と、経済協力を目的に、2001年にカザフスタン、中国、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンにより創設されており、2017年にはインドとパキスタンも加盟国しました。

そして現在では、イランのSCO正式加盟手続きが進められています。

サマルカンド訪問中のイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は14日水曜、SCOの張明事務局長と会談し、イランの正式加盟のための誓約書に署名しました。

イランの正式加盟は、現在ウズベキスタン・サマルカンドで開かれている第22回SCO首脳会合で各加盟国により署名がなされることになっています。

現時点でSCOには、モンゴル、アフガニスタン、ベラルーシもオブザーバー国として参加しています。

 


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