韓国統一相、「国内での核兵器再配備の可能性も」
11月 20, 2022 15:26 Asia/Tokyo
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韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一相
韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一相がヨンハプ通信とのインタビューで、核武装を巡り、世論が変化した場合には韓国に核兵器が配備される可能性も排除しないとしました。
権氏はこのインタビューで、韓国政府は現在のところ独自の核兵器製造または米国の戦術核兵器の韓国への再配備を検討していないものの、その立場は変わる可能性もあるとしました。
また、南北関係の悪化が続いて緊張が高まり、世論が核保有の方向に傾く場合、政府は状況を無視することはできないと述べ、独自の核兵器製造や米国の戦術核兵器の再配備について話が及ぶ可能性があるとしました。
そして、特に北朝鮮からの挑発を危惧していることを認め、それが状況を悪化させて、軍事的緊張緩和措置に関する南北合意の支持を韓国の住民が拒否することにつながると指摘しました。
ドイツのある専門家は先に、北朝鮮は世界で最も核兵器使用の敷居が低い国だとの見方を示しています。
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