11月 22, 2022 15:11 Asia/Tokyo

インドネシア・ジャワ島で発生した地震による死者が、162人に達しました。

地元州知事と当局者は、21日月曜に発生した地震での死者が162人に増えたことを明らかにしています。

インドネシア・西ジャワ州のリドワン・カミル知事は、「残念ながら162人が死亡し、少なくとも326人が負傷した」とし、同州チアンジュールの地元当局者も、この死者数を事実と認めました。

同州知事はこれに先立ち、現地コンパスTVが放送した記者会見で、「被災地ではまだ多くの人が閉じ込められているため、時間とともに負傷者や死者が増えるものと思われる」と述べていました。

BNPBインドネシア国家災害対策庁によりますと、2200戸を超える家屋が被害を受け、5300人を超える人々が避難を余儀なくされています。

被災地では停電しているため、通信手段が遮断されているほか、当局者によると、地滑りが発生したため一部地域で住民の避難が滞っています。

リドワン知事は、避難者は1万3000人に上るとの見方を示しました。

インドネシア・ジャワ島で21日、マグニチュード5.6の地震が発生しました。

USGS米地質調査所によりますと、震源は首都ジャカルタの南東約75kmの西ジャワ州チアンジュールで、震源の深さは約10kmと推定されています。

インドネシアは環太平洋火山帯に位置し、地震や火山活動が頻発しています。

 


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