中国市民が、コロナ関連制限強化に抗議

中国で、市民らがデモを行い、隔離・検疫などコロナ関連制限の強化に抗議しました。

中国の一部大都市では、新型コロナウイルスの新たな感染拡大を受け、これに関連する制限が強化されています。

イルナー通信が27日日曜朝、報じたところによりますと、中国新疆ウイグル自治区・ウルムチ市では市民らが街頭に繰り出し、「封鎖を解除しろ！」のスローガンを叫びました。

同地区では今月24日に火災が発生し、コロナ制限により対応が遅れたことから10人が死亡しており、この出来事も今回の抗議集会のきっかけとなったと見られています。

首都北京でも、封鎖・検疫対象となっている一部住民が小規模な抗議を行い、外出制限を理由に当局に攻撃し、長期に渡るこの制限措置の解除を求めました。

さらに、上海でも同様の抗議デモが行われました。

様々な報告によれば、中国ではこれまでに23万2000人以上が新型コロナウイルスに感染し、このうち約5230人がコロナ感染により死亡しています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。