北朝鮮、「我が国の空軍力に対して米韓は無力」
(last modified Wed, 30 Nov 2022 15:26:05 GMT )
12月 01, 2022 00:26 Asia/Tokyo

北朝鮮が、米軍と韓国軍は自国の空軍力に対して無力であるとしました。

北朝鮮はこれまでに、アメリカによる自国の支配体制打倒や地域での軍事駐留継続という敵対的政策が終わりになるまで、ミサイルおよび核の計画から手を引かないと、繰り返し強調してきましたが、今回「韓国と米国は、我が国が最近行った戦闘機実演でその力にひざまずいた」と発表しました。

この言及は、今月4日に行った空軍所属の戦闘機500機が参加した演習を指すものです。

北朝鮮は以前にも、自国に対するアメリカと韓国の軍事行動について警告を発し、アメリカと韓国が自国に対して軍事力を行使する場合、軍を動かして遅滞なく戦略的な行動を取るとしていました。

アメリカと韓国は今月初旬にも、数百機の戦闘機が参加する最大規模の合同空中訓練「ビジラント・ストーム(油断なき嵐)」を行いました。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の側近であり朝鮮人民軍総参謀長も勤めた朴正天(パク・ジョンチョン)書記は、この訓練を扇動的なものだとして、「(米韓は)自分たちが取り返しのつかない重大な失策を犯したことを知ることになるだろう」と述べています。

 


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