日中外相会談が北京で開始、拘束された邦人の早期解放求める方針
4月 02, 2023 12:19 Asia/Tokyo
林芳正外相と中国の秦剛外相の会談が、北京市内の釣魚台国賓館で現地時間の2日日曜午前に始まりました。
日本の報道各社によりますと、林外相は、北京で拘束された日本の製薬大手・アステラス製薬の社員の早期解放を要求するとともに、沖縄県尖閣諸島周辺などで軍事活動を活発化させていることにも深刻な懸念を表明する見通しです。
会談の冒頭、秦外相は今年は日中平和友好条約締結45周年にあたると指摘し、「現在、両国関係のバトンは我々の世代の手に渡り、我々は歴史と人民に恥じることない正しい選択をすべきだ」と述べました。その上で、「私は林外相とともに条約の精神を振り返り、交流と意思疎通を強めて、両国が妨害を取り除き、困難を乗り越えて前進するよう推し進めていきたい」と語りました。
これに対し、林外相は「現在、日中関係には様々な可能性があるが、同時に数多くの課題や深刻な懸案に直面をしており、非常に重要な局面にある」との認識を示しました。
また「日中両国は、地域および国際社会の平和と繁栄に共に重要な責任を有する大国でもある」とし、「両国の外交責任者として、議論すべきことは数多い。率直なやりとりを行いたい」と述べました。
日本の外相の中国訪問は2019年12月の茂木敏充氏以来、約3年3カ月ぶりのことです。
また、両外相の対面会談も初めてで、林氏は午後、習近平国家主席に次ぐナンバー2で3月に就任した李強首相とも面会することになっています。
日本の閣僚が李氏と会談するのも、初めてのことです。
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