韓国メディア、「北朝鮮に新たな動き」
May 07, 2023 21:42 Asia/Tokyo
韓国のヨンハプ通信が、米国のシンクタンクの報告を引用しながら、「最新の衛星画像から、北朝鮮があるミサイル発射関連施設を近代化していることが分かった」と主張しました。
ヨンハプ通信は、米シンクタンクのスティムソン・センターが運営する情報分析サイト「38ノース」の報告を引用して、「撮影された衛星画像により、北朝鮮の平安北(ピョンアンブク)道にある西海(ソヘ)衛星発射基地の近くのかつて農業に利用されていた沿岸地域において、建設作業が進められていることが分かった」と主張しました。
また、「東倉里(トンチャンニ)ミサイル発射センター内のこの施設は、北朝鮮が昨年12月の高推力固体燃料エンジン実験などの主要な軍事システム実験を行った場所である」と説明しました。
この報告はまた、この新たな建設作業がどのようなものであるかはっきりしないものの、衛星打ち上げ施設の近代化のように見うけられ、北朝鮮の指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏の目的と近似している」としています。
このような主張は、金正恩氏が以前に自国政府の宇宙探査部門を訪問した際、アメリカと韓国の軍事的脅威の増大に対する防衛能力強化を強調していた中で行われました。