中国外務省報道官「日本は汚染水放出のリスクを無視」
(last modified Tue, 11 Jul 2023 11:20:43 GMT )
7月 11, 2023 20:20 Asia/Tokyo

中国外交部の毛寧報道官は、東京電力福島第一原発の処理水放出問題について、日本政府の姿勢を批判しました。

毛報道官は10日の記者会見で、「日本政府は放射能汚染水という厄介な問題にけりを付けることにしか関心がなく、日本の放射能汚染水の海洋放出に対応するために他国がどれだけの労力と資源を投入し、どのようなリスクを負わなければならないかについては全く無関心である」と述べました。

そして、この問題に関しIAEA・国際原子力機関が出した報告書について、「報告書は一面的で、国際社会の懸念を解決しておらず、日本がこれを海洋放出の『許可証』と見なすことはできない。グロッシ事務局長も、IAEAが日本側の海洋放出決定にお墨付きを与えることはないと何度も表明している」と述べました。

 


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