Pars Today

過去9ヶ月間にパキスタン各地で発生した複数のテロ攻撃により、民間人と治安部隊を含む700人が死亡しています。

パキスタンの首都イスラマバードに本拠を置く治安研究センターは、30日土曜、報告の中で、「今年のテロによる死亡者数の数は昨年に比べて、およそ19％増加しており、これらの犠牲者の92%がアフガニスタンに隣国するパキスタンの２つの州でのものである」としました。

この報告ではまた、「パキスタンでは今年1月から9月の間に警官と軍人386人が様々なテロ事件で死亡しており、この数は過去8年で最多となっている」とされています。

アフガニスタンのAVA通信によりますと、この報告が公表されたのは、パキスタン当局が同国のバルチスタン州やハイバルパフトゥンハ州で先月２９日に発生したテロ攻撃により約70人が死亡、150人が負傷したことを認めた翌日のことです。

なお、これら2州のテロ事件に関して、これまでに犯行声明は出されていません。

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