10月 07, 2023 17:11 Asia/Tokyo

香港で、福島原発の処理水の2回目の海洋放出の開始を受け、反日デモが行われました。

日経新聞によりますと。東京電力福島第1原子力発電所の処理水の2回目の海洋放出が5日木曜に始まったことを受け、香港で親中派による日本への抗議活動が発生しましした。

親中派団体は同日午後、香港中心部の日本総領事館が入るビルの前で抗議活動を行い、日本を批判する横断幕を掲げて「世界の食品安全を危険にさらしている」などと主張しました。

もっとも、今回のデモは1回目の放出時より小規模にとどまっており、中国本土や韓国も含め大きな反発は広がっていない模様です。

福島第一原発では、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水が1000基余りのタンクで保管されていて、東京電力は、基準を下回る濃度に薄めたうえで、去る8月24日から海への放出を始めました。

1回目の放出は去る9月11日に計画どおり完了し、原発から3キロ以内で採取した海水のトリチウム濃度は、最大で1リットルあたり10ベクレルと、放出の停止を判断する700ベクレルを大幅に下回りました。

 


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