中国全人代が、香港に国家安全法を導入する「決定」を採択
May 28, 2020 19:33 Asia/Tokyo
-
中国の国会
中国の国会に相当する全人代が、香港に国家安全法制を導入する「決定」を可決しました。
ロイター通信によりますと、全人代は28日木曜、香港に国家安全法制を導入する「決定」を可決しました。
しかし、アメリカはこの法案が施行された場合には中国に制裁を行使するとして脅迫しています。
中国は、今回の法案が香港でのテロ活動をもくろむ人物や、分離主義者への対処を目的にしていると表明しています。
香港のキャリー・ラム行政長官もこれに先立ち、香港としてこの法案の実施に関し中国と協力する用意があることを表明していました。
香港では27日水曜、この法案に反対する大規模な抗議集会が実施されました。
香港は、1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ