在アフガン・イラン大使館がモスクを狙ったテロを非難
6月 13, 2020 19:15 Asia/Tokyo
在アフガニスタン・イラン大使館が、同国カーブルにあるモスクを狙ったテロに言及し、犯罪行為だとして強く非難しました。
カーブル市西部にあるモスクで、金曜集団礼拝が始められようとした際に爆弾が爆発し、モスクで礼拝を先導するイスラム教聖職者を含む4人が死亡、およそ10人が負傷しました。
これまでに個人あるいは組織による犯行声明は出されていません。
先週同じくカーブルにあるヴァズィール・モハンマド・アクバルハーン・モスクでも爆弾を使ったテロが発生しており、大学講師のモハンマド・イヤーズ・ニヤーズィー氏やモスクの礼拝先導者らが犠牲となりました。この時はISISが犯行声明を出しています。
在アフガニスタン・イラン大使館は声明の中で、このテロで亡くなった人々へ哀悼の意を表明するとともに、テロ行為や穏健派聖職者の排除は疑いなく暴力や過激主義の台頭を目的としたものであり、アフガニスタンや地域の未来に対して社会的・文化的に危険な結果をもたらす計画の一環であると指摘しました。
声明では続けて、「アフガニスタンと地域のすべての人々が、この流れの先に存在する未来に危機感を持たなくてはいけない」と呼びかけています。
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