中国が、イラン核合意をめぐる米国の安保理対応を批判
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中国外務省 趙立堅(Zhao Lijian)報道官
中国外務省の報道官は、アメリカの対イラン制裁を解除する必要性を強調しました。
イルナー通信によりますと、24日月曜、中国北京で行われた記者会見で中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は、イラン核合意をめぐる問題を指摘し、アメリカの「イランへの圧力と制裁」に反対すると共に、「対話と交渉がイランの核問題の唯一の解決策だ」と述べました。
そして、米国が国連安全保障理事会にイランへの紛争解決メカニズム発動を適用するよう圧力をかけていることに反応し、「王毅中国外相が指摘したように、米国は核合意を離脱しており、紛争解決メカニズムの発動を安保理に要請する権利がない」と述べました。
イラン核合意に設けられた紛争解決メカニズム(別名スナップバック)は、合意当事国が合意に定められた責務をイランが遵守していないと結論付けた場合、核合意共同委員会に提訴できるしくみになっています。
一方で、2018年5月8日に核合意から離脱した米国は、「現在もこの合意の当事者であり、この合意に定められた方策とそれに関連する国連安保理決議2231をイランに対して使用できる」と主張しています。 そのために、最近、イランに対する武器禁輸制裁を延長する決議案を安保理に提出しましたが、否決されています。
これを受け、ポンペオ米国務長官は国連を訪れ、イランに対する紛争解決メカニズムに基づいて、既に安保理で解除された複数の決議書が再発動されるよう正式に申請を行っていました。
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