北朝鮮が新しいICBMを発表
10月 11, 2020 17:48 Asia/Tokyo
北朝鮮軍は、建国75周年を記念して新しいICBM大陸間弾道ミサイルを公開しました。
IRIB通信によりますと、最近発売されたICBMは、中距離弾道ミサイル ・IRBM)火星(ファソン)15よりも大型です。アメリカ大陸に到達する能力も持っている火星15は、これに先立つ2017年11月に発射実験されています。
北朝鮮朝鮮労働党のキム・ジョンウン委員長は10日土曜、韓国、中国など極東アジア諸国のメディアで広く報道された同党創設75周年を記念するパレードで、新しいICBM大陸間弾道ミサイルおよびその他の高度な軍事装備を公開し、「『戦争防御能力』の強化を継続する」と強調しました。
キム・ジョンウン委員長は、「ある国や個人が我が国の安全を弱体化させ、北朝鮮に対して軍隊を動員した場合、我々も最も強力な自国軍隊を動員して報復するだろう」と述べました。
さらに、韓国に対する和解を求めるメッセージの中で、同国でのコロナウイルスの流行が早期に終了し、この危機の終了後、両国が保健と医療の分野でより緊密に協力できるよう希望する、と表明しました。
北朝鮮は、この地域での米軍の駐留とさまざまな演習の実施が、この地域の危機と緊張の原因であると考えています。
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