ナゴルノ・カラバフの自称大統領、「イスラエルがナゴルノで大量虐殺に加担」

10月 21, 2020 15:39 Asia/Tokyo

アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地で、ナゴルノカラバフ共和国（別名アルツァフ共和国）の大統領を自称するアライク・ハルチュニャン氏が、「シオニスト政権イスラエルは、ナゴルノ・カラバフで大量虐殺に加担している」として非難しました。

イスラエルのニュースサイト･イスラエルナショナルニュースによりますと、ハルチュニャン氏は、イスラエルが恒常的にアゼルバイジャンに対し軍事機材･武器支援を行っていることを非難し、アゼルバイジャンへの軍事機材売却の停止を求めました。

自称ナゴルノ・カラバフ共和国のサルキシャン緊急問題担当行政長官は最近、同共和国の中心都市ハンケンディ（アルメニア側の呼称はステパナケルト）内で最近トルコ･イスラエル製の軍事機材や弾薬、兵器が大量に発見されたことを明らかにしていました。

イスラエルが、最新鋭の無人攻撃機をはじめとするアゼルバイジャンの兵器全体の６０％を調達していることは特筆すべき事柄です。

アゼルバイジャンは、こうした兵器の見返りとして、イスラエルが消費する原油のおよそ３分の１を供給しています。

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。