国際原油価格の上昇が加速化、日中の経済指標がプラスに作用
11月 17, 2020 03:46 Asia/Tokyo
国際石油価格が16日月曜午後、急上昇し、WTIはほぼ2%値上がりしました。
この現象は、中国と日本で楽観的なマクロ経済指標が発表され、世界経済への懸念が薄れたこと、また石油輸出国機構(OPEC)にロシアなどOPEC非加盟産油国を加えたOPECプラスの新たな決定への期待感が高まったことによるものとされています。
16日月曜の取引では、中国と経済の経済指標が楽観的に捉えられ、世界経済と石油需要への懸念が弱まっています。
公式統計によりますと、中国の10月の工業生産は年ベースで6.5%という予測を上回る6.9%の伸びを示し、また日本の年ベースGDPは1968年以来最高となる21.4%の成長を記録しました。
また原油価格については、日本時間19時29分の時点で、北海ブレント原油先物12月限は1.71%高の1バレル=43.51ドル、WTI原油先物12月限は1.94%高の40.91ドルまで上昇しています。
ロイター通信によりますと、「強気派」はまた、OPEC+が来年も原油価格維持を目的に減産基調を続けることに期待を寄せています。
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