12月 29, 2020 20:13 Asia/Tokyo
  • 大和証券グループ本社の中田誠司社長
    大和証券グループ本社の中田誠司社長

大和証券グループが、再参入予定の中国市場について、12月に設立した合弁証券会社の早期開業を目指しています。

ロイター通信が29日火曜、東京から報じたところによりますと、大和証券グループ本社の中田誠司社長は、再参入する中国市場について、12月に設立した合弁証券会社を来年早い時期に開業させる考えを示すとともに、前回は規制が原因で撤退した経緯に鑑み、政治リスクなども注視しながら「じっくり橋頭堡(ほ)を作る」と語りました。

同社は今月、中国で同社が51%出資する証券会社を設立しており、今後は証券業務ライセンス取得手続きなどを経て、来年の早い時期での開業を目指す考えです。

大和は2004年に中国での合弁事業に参入したものの、主導的な経営促進の制限・規制が運営上の障壁となり、10年後に撤退した歴があります。

これに関して中田社長は、「当時の経験値は、制度や経営環境が異なる今回の再参入にも活かせるのではないか」とし、中国は政治面などのリスクはあるものの「ポテンシャルもキリがない国」とも話し、世界第2位の経済規模を誇る同国での成長に期待感を示しています。

 

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