米軍のアフガン撤退;軍撤退から大使館縮小まで
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アメリカは20年におよぶアフガニスタン駐留という恥辱を経て、今や首都カーブルにある大使館の安全も維持できない状態にあります。このため米政府は同大使館閉鎖という以前の決定を、敷地や職員の数の削減へ変更しました。
(last modified 2025-08-02T03:38:33+00:00 )
7月 10, 2021 18:05 Asia/Tokyo
  • 米軍のアフガン撤退
    米軍のアフガン撤退

アメリカは20年におよぶアフガニスタン駐留という恥辱を経て、今や首都カーブルにある大使館の安全も維持できない状態にあります。このため米政府は同大使館閉鎖という以前の決定を、敷地や職員の数の削減へ変更しました。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、アメリカは数千人の外国人・アメリカ人職員が働く大使館の敷地を、危険と治安上の不安から縮小する意向であると報じました。

米国務省の発表によれば、カーブルにある米大使館には4000人の職員がいます。これらには1400人のアメリカ人や外交官、軍請負関係者などが含まれています。

同紙は、混乱を抱えながらの米軍撤退によるアフガニスタンの治安悪化は、アメリカ大使館職員の状況をも厳しいものにしていると伝えています。

また、「アメリカは治安上の不安から、大使館の『緊急閉鎖(逃亡)』計画を持っている。実際、米政府高官は治安情勢の悪化を理由に駐カーブル大使館閉鎖を検討している」と記しています。

アメリカは2001年10月7日、ニューヨーク・マンハッタンのツインタワーへの攻撃に対する報復として、テロとの戦いを名目にアフガン反体制組織・タリバン打倒のためアフガンに侵攻したものの。20年間の駐留・占領の後、同国から逃亡しようとしています。これは、アメリカにとってベトナム戦争よりも酷い恥辱という結果になっています。

 

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