米の信頼度への疑念
米政府による同盟諸国への支援はどれほどか?
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アメリカのバイデン大統領とアフガニスタンのアシュラフ・ガニー
アフガニスタンでは反体制勢力タリバンが急速に支配を拡大していますが、このような状況でアメリカが同国から撤退することは、米政府が自身の同盟国支援のためにどれだけの用意があるのか、といった疑問を生み出しています。
米紙ニューヨークタイムズによりますと、政治専門家らは、アフガニスタンが急速に崩壊していることで、アメリカの信頼度に対する不満や疑念が生まれ、「米国の行う同盟国への支援は、無限などではない」という見方が出てきている、と述べています。
欧州やアジアの多くの国々が、特に中国やロシアが自国の影響力を広げようと画策する状況下にあって、バイデン米大統領が国際問題においてアメリカの断固とした存在を再び甦らせるだろうと望みをかけていた中で、このタリバンによるアフガニスタンでの急速な支配地域拡大は起こりました。
バイデン大統領は、アフガニスタンでの米軍残留に関する自身の最初の立場を一転させ、今年9月11までの撤退を表明していましたが、7月8日に行った演説において、アメリカの同国での行き詰まりを解消するために、予定をさらに早めて米軍撤退を8月31日までに完了させると表明しました。
現在、アフガニスタン問題へのバイデン大統領の対峙方法を目の当たりにしたことで、アメリカの同盟国ですら、彼らを支援するという米政府の約束について疑問を抱いています。
バイデン大統領は実際、アフガニスタン政府が米軍やNATO軍の助けを必要としているまさにその時に、その後ろ立てから外れました。このことで、米政府の約束や話の信頼度は大きく揺らぎ、それに対する疑問が大きくなりました。
アメリカとその同盟諸国は、2001年からテロとの闘いと治安確立を口実に、アフガニスタンへの侵攻を始めました。この占領行為は、同国での戦闘、衝突、経済インフラの破壊につながり、情勢不安とテロを増大させています。
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