1月 15, 2022 19:44 Asia/Tokyo

15日土曜、南太平洋の島国トンガで火山が噴火し、周辺で1メートル近い津波が発生しました。気象庁によると日本への被害の心配はないということです。

CNNによりますと、噴火が起きたのはトンガの火山島「フンガトンガ・フンガハアパイ」で、14日金曜に1回目の噴火が発生し、上空20キロまで噴煙が立ち上りました。また15日午後5時26分ごろに2回目の噴火が起きたということです。

衛星写真にはトンガ付近から立ち上った噴煙が同心円状に広がる様子が捉えられ、15日午後2時すぎには直径200キロの範囲にまで広がっています。

また、この噴火によりトンガ周辺で最大80センチの津波が発生しています。

ニュージーランドメディアによりますと、トンガの首都ヌクアロファにも津波が到達し、家が浸水したり車が流されたりなどの被害が出ているということです。

アメリカ海洋大気局によりますと、トンガ以外にもサモアで60センチ、バヌアツで20センチの津波が観測されたということです。

また、ニュージーランド当局も沿岸部の潮位の変化に注意するよう呼び掛けています。

日本への影響について気象庁は15日午後7時過ぎ、「多少の潮位の変化はあるかもしれないが、被害の心配はない」と発表しました。

 


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