中国、「米は世界一の経済盗賊」
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中国外務省の華春瑩報道官
中国外務省の華春瑩報道官は、アメリカによるイランやロシアなどの他国の資産への制裁・接収に触れ、米国政府を「世界ナンバーワンの経済盗賊」としました。
国際通信イランプレスによりますと、華春瑩報道官は12日火曜、アメリカの通貨政策や強欲さ、量的緩和による世界への欺瞞やイランの外貨資産の凍結、アフガニスタン資産の接収、ロシアの3000億ドル相当の金・外貨資産および同国機関・個人の在外資産の凍結などに触れ、「間違いなくこれらは、アメリカが世界ナンバーワンの経済盗賊に変貌するのに十分だ」と述べました。
こうした中、同じく中国外務省の趙立堅報道官も、「アメリカは制裁という武器で自らの国際的覇権を維持しようとしている」としました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官も以前、西側諸国を「盗賊」と呼び、「彼らはロシアを孤立化させることはできない」と述べています。
ロシアはアメリカによる制裁を「宣戦布告」とみなすとし、対抗措置によりこれらの制裁に報復する意向を示しています。
ロシアとウクライナの戦争を受けて、西側諸国がロシアに厳しい制裁を科したことから、ロシアはイランや北朝鮮を抜いて世界で最も世界を科されている国となりました。
中国は2月24日の開戦当初から、アメリカおよび総じて西側諸国をこの戦争勃発の責任者としていました。アメリカはウクライナ戦争勃発後、反ロシアキャンペーンを強化し、欧州のパートナー諸国とともにロシアへの制裁を行使しています。
米金融情報サイト・ブルームバーグは3月初め、アメリカとその同盟諸国がおよそ2778の新たな制裁をロシアに科し、ロシアが世界で最も制裁を科されている国となったと報じています。

