韓国で、ガソリン・軽油の高騰が続く
May 26, 2022 19:45 Asia/Tokyo
ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で、韓国のレギュラーガソリンの平均店頭価格が26日、1リットル当たり2000ウォン(約201円)を再び上回りました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、同国石油公社の情報サービスは、同日午前11時半の時点で全国のガソリンの平均店頭価格が前日から1.74ウォン上昇し、1リットル2000.33ウォンになったとしました。
ガソリン価格は今年3月15日にも2000ウォンを上回り、約9年5カ月ぶりの高水準を記録しており、4月に入って2000ウォンを割り込んだものの、国際原油価格の上昇により再び2000ウォンを突破しました。
一方、軽油の価格も2000ウォンを上回り、上昇を続けています。同時刻の軽油の平均店頭価格は、前日から0.30ウォン上昇した1リットル2002.98ウォンとなりました。
ガソリンと軽油価格の上昇に伴って、石油製品の消費量は減少しています。
韓国石油公社の石油情報サイトによれば、韓国のガソリン・軽油消費量は今年1月から3月にかけて減少を続けおり、4月には、新型コロナウイルス対策で規制が強化されていた前年同月と比べても18.3%減となりました。
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