韓国南東部・大邱のビル火災で7人死亡、放火の疑い
6月 09, 2022 20:02 Asia/Tokyo
韓国南東部・大邱の大邱地方裁判所近くにあるビルで、現地時間の9日木曜午前10時55分ごろに火災が発生し、7人が死亡、約40人が煙を吸うなどして負傷しました。
韓国・ヨンハプ通信が大邱から伝えたところによりますと、警察は防犯カメラなどを分析し、50代を放火の容疑者として特定しましたが、現場で死亡したとみられると明らかにしています。
火災のあったビルは地上5階、地下2階建てで、弁護士事務所が入居しており、火災発生当時、「2階から黒い煙が見え、爆発音も聞こえた」という通報がありました。
この火災により、ビルにいた男性5人、女性2人の7人が死亡し、全員が2階の同じ事務所で見つかりました。
現在、警察が身元の確認を急いでおり、近くのビルでも多くの人が避難した模様です。
現場には消防車約60台や消防隊員約160人が出動し、火は約20分後に消し止められました。
警察は放火事件とみて捜査に着手しており、「防犯カメラで容疑者が住居地から何かを持って出たことを確認した。詳細な火災の経緯を調べている」と述べています。
警察は弁護士事務所が依頼を受けた事件の相手である容疑者が事務所に火を付けたとみています。
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