ガザ当局者「イスラエル軍がパレスチナ人の遺体から臓器を略奪」

パレスチナ・ガザ地区の当局者は、停戦合意にもとづいてイスラエル側から返還されたパレスチナ人の遺体120体で臓器が摘出された跡があるとして、調査委員会の立ち上げを要請しました。

【ParsToday西アジア】ガザ地区広報担当のイスマイル・スワーベテ氏は、多くのパレスチナ人の遺体から眼球、角膜、その他の体の部位がなくなっていることを明らかにしました。

これらの遺体は、ハマスとイスラエルの間で成立した停戦合意にもとづいてイスラエル側から返還されたもので、スワーベテ氏によればいずれも処刑や拷問、故意の殺害の痕跡があったということです。

中には目を閉じ、手足を縛られ、窒息の痕跡がある遺体もあったとしています。スワーベテ氏は、こうしたイスラエルの行為を「野蛮な犯罪」と呼び、国際社会に対してイスラエルの責任を問い、人権団体による国際調査委員会の設置を求めました。

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