6月 27, 2022 18:16 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、アメリカとの制裁解除をめぐる間接協議が今週、ペルシャ湾岸諸国のうちの一国で開催されることを明らかにしました。

ハティーブザーデ報道官は27日月曜、アメリカによる圧政的制裁の解除をめぐる協議の開催場所について、「協議開催の日時と場所は、ほぼ確定している」と述べました。

続けて、EUのボレル外務・安全保障政策上級代表がイラン訪問の際にアメリカ側の見解を伝え、同国が核合意と安保理決議2231号の実施およびイランの利益保証を約束したと語ったとしました。

一方で、「米国は各国の主権を尊重することもせず、組織集団がテロリストかどうかも重要視せず、個人や政党の利益にのみ重きを置いている」と指摘しました。

また、「数日後の協議はイラン核計画に関するものではなく、制裁解除の分野で残っているいくつかの相違点に関する話し合いのみである」と強調しました。

さらに、ハティーブザーデ報道官によれば、サウジアラビアはイラク・バグダッドでイランと外交レベルの協議を続ける用意があるということです。

 


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