最高指導者によるコーランの教えの理解への強調
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、ラマザーン・断食月の初日となった7日火曜夕方、コーランに親しむ会合で、世界は現在の状況の中で、いつにも増してコーランの教えを理解する必要があると強調しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 08, 2016 16:07 Asia/Tokyo
  • 最高指導者によるコーランの教えの理解への強調

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、ラマザーン・断食月の初日となった7日火曜夕方、コーランに親しむ会合で、世界は現在の状況の中で、いつにも増してコーランの教えを理解する必要があると強調しました。

アミーンザーデ解説員

ハーメネイー師は、「コーランの気高い内容が現代の言葉で人々に述べられれば、間違いなく、大きな影響があり、人類の真の発展の土台になるだろう」と述べました。また、コーランの教えが人間の生活に及ぼす精神的な影響や恩恵、効果に触れ、「宗教的、精神的な平穏は、コーランの教えを知ることによる恩恵のひとつであり、この平穏は、至高なる神と神の力への信仰心を増すための土台になるだろう」と述べました。さらに、「もしこの教えが伝えられれば、コーランは世界に大きな影響を及ぼし、大国とその武器やシオニスト政権イスラエルは、成す術を失うだろう」と強調しました。

 

人類社会の現在の問題のひとつは、宗教、道徳、精神性から離れていることです。覇権主義体制は、このような状況を利用し、社会から可能な限り、道徳や精神性を追い払おうとしています。なぜなら、社会が道徳的な価値や真の幸福に至る道から離れれば、その社会を支配することが容易になるからです。そのため、覇権主義大国にとって、イスラム諸国を支配するために重要なことは、宗教を排除し、コーランの正しい実践から遠ざけることです。実際、それは覇権主義体制のやり方です。なぜなら、中東地域における彼らの目的は、コーランの教えや目的とは完全に対極にあるからです。このことから、ハーメネイー師は、栄誉、力、物質的な福祉、精神的な成長、思想や信条の拡大、精神的な安らぎや喜びは、コーランの教えを実践することにかかっているとし、「コーランン教えに耳を傾ければ、間違いなく、現代の問題と喧騒に溢れた複雑な世界において、コーランの教えとその影響力の深さが、さらに理解されるだろう」と強調しました。

現在の情勢変化は、イスラム教徒とコーランの間に距離を作ることが、イスラム共同体の思想の統一を阻止するための西側の戦略になっていることを示しています。この中で、一部の地域諸国、特にサウジアラビアが、アメリカやシオニスト政権イスラエルの目的と同調し、亀裂を生じさせようとしていることが、イスラム諸国の政治的、宗教的な分裂のきっかけになっています。サウジアラビアは常に、真の意味でのメッカ巡礼儀式の開催への妨害など、様々な口実により、このような破壊的な流れを煽っています。これは、イスラム世界の統一を脅かす大きな危険です。このような逸脱した流れは、コーランが勧告し、イスラム教徒の将来に関係のある、共通の信条や統一の要素をイスラム教徒から遠ざけようとしています。

イスラム共同体が、イスラムを名目にした逸脱した流れの攻撃を受け、敵の悪用に晒されている現在の状況の中で、コーランの教えをより所とすることは、非常に重要です。実際、イスラム世界の現在の問題を解決するための方法は、コーランの指示を理解し、正しく実践することです。イスラム共同体の分裂を煽っている要素のひとつは、イスラム共同体の統一と連帯の書物であるコーランの教えを知らないことです。

ハーメネイー師はこれについて、現代の世界における信仰、思想、アイデンティティの欠如と、コーランの教えへの必要性に触れ、「信仰の基盤を強化し、コーランの教えを人々に伝える方法を学ぶことで、この内容を世界に広めるべきだ」と語りました。

コーランを真に理解することは、統一を促し、イスラム共同体のソフトパワーを象徴します。この書物が注目され、その指示が実践されれば、イスラム世界は、しかるべき地位への到達と発展の道に横たわる障害を通過することができるのです。