イラン元外相が、第10回世界平和フォーラムで演説
7月 05, 2022 17:50 Asia/Tokyo
イランのセイエド・キャマール・ハラーズィー元外相が、中国・北京で開催された第10回世界平和フォーラムでの演説の中で、「イランは、サウジアラビアとの対話準備が完全にできている」と述べました。
中国の清華大学が主催、中国人民外交学会が協賛する第10回世界平和フォーラムは、今月2日から4日まで北京で開催され、多数の政治関係者が各国から参加し演説を行いました。
イラン外務戦略委員会議長を務めるハラーズィー元外相は、オンラインで行った同フォーラムでの演説において、「イラク政府の協力により、これまでにサウジアラビア政府との間で、数回の対話が行われた」と述べました。
また、「イランは以前から、ペルシャ湾地域にシオニスト政権イスラエルが存在する結果について警告してきた」と強調しました。
さらに、「ペルシャ湾地域は、地域的であれ世界的であれ、あらゆる権力の覇権による支配を防ぐ安全保障メカニズムを必要としている」と指摘しました。
ハラーズィー氏は1997年から2005年にかけてのハータミー政権で外相を務めました。
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