イラン最高指導者、「傲慢な西洋は世界各地で日に日に弱体化」
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イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イスラム教の聖地メッカへの巡礼者に向けたメッセージで、「覇権主義的な西側諸国は一触即発の我らが地域において、そして最近では全世界において日々弱体化している」と述べました。
ハーメネイー師はこのメッセージの中で、「今日、西洋文明がもたらした最も重要な要素としてのリベラリズムや共産主義には、もはや100年前や50年前の様相はない。いわゆる西洋式の金銭至上主義的な民主主義の面目には、今や深刻な疑問が突きつけられており、西洋の思想家ら自身が、行動や知性面での迷いにさいなまれていることを自白している」と語りました。
また、「アメリカとこれに共謀する犯罪者、すなわち地域の強奪者たるシオニスト政権イスラエルの大失態ぶりや取り乱しぶりは、パレスチナやレバノン、シリア、イラク、イエメン、そしてアフガニスタンでの出来事の舞台において如実に見て取れる」としました。
そして、イスラム的覚醒・自覚の成長による輝かしい結果と抵抗という驚くべき現象について強調し、「パレスチナの舞台は、こうした驚異的な現象が見られる場の1つであり、反乱をおこすシオニスト政権を侵略や殺戮から防衛・消極姿勢へと追い込み、現在あらわになっている経済・安全保障・政治面での諸問題を彼らに突きつけることに成功している。抵抗のそのほかの輝かしい実例は、レバノンやイラク、イエメンなどの世界のそのほかの地域において見られる」と述べました。
さらに、「現代世界はイスラム国家たるイランにおいて、イスラムの政治的統治および力という、誇り高き1つの実例と成功モデルの存在を目の当たりにしている」と述べ、「この政治原則の筆頭には、法律の制定と施行におけるイスラムの統治支配、国運を左右する最重要事項における人々の意思・投票への依拠、完全な政治的独立、そして圧制的な権力への執着がないことが掲げられている。そしてこの原則こそは、イスラム教徒の諸国民や政府の見解の一致を得られ、イスラム共同体を一致団結・連帯した協力や方向性へと促すものなのである」としました。

