イラン道路都市開発相、「イランは、アジアとヨーロッパをつなげる回廊」
7月 12, 2022 20:06 Asia/Tokyo
イラン道路都市開発大臣が、「イランは様々な国際的な回廊が存在するという能力で、アジアとヨーロッパを結ぶ中継点となっている」としました。
国際的な南北回廊は、インド洋地域から物資をバルト海およびスカンディナヴィア半島に移送する強力なネットワークを作る可能性があり、イランもその地理的条件によりこの回廊の岐路となりうるものです。
IRIB通信によりますと、ガーセミー・イラン道路都市開発大臣は、「南北を結ぶ回廊が存在するゆえ、イランを経由するルートは物資のトランジット輸送にとって、多くの魅力がある」と語りました。
また、「インドからの海上コンテナはイラン南部ペルシャ湾に面する港湾のひとつで積み下ろしされ、そこから鉄道でアゼルバイジャン共和国、そして最終的には全体で18日間という短期間でフィンランドに届けられる。それに引き換え、黒海や紅海の経路では1ヶ月半から2ヵ月間かかるだろう」と述べました。
そして、イラン国内の街道や鉄道は、物資のトランジット輸送にとって多くの利点がある、としています。