7月 13, 2022 17:52 Asia/Tokyo

イラン・日本間の文化・芸術関係の可能性を検討する会議がイラン北西部タブリーズで開催され、日本の建築史家で東京理科大学客員教授の三宅理一氏が講演を行いました。

国際通信イランプレスによりますと、三宅氏は12日火曜、この会議において、長期にわたるイランと日本の関係に触れ、「個人的視点からすれば、1970年以降の(この関係の)変化は完全に明白であり、両国の関係は望ましいレベルになっている」と述べました。

続けて、日本文学で語られているイラン人の特徴の一部に言及し、「日本文学には、イラン人について多くの記述がある。我々は、両国共通の文化的特徴を、芸術という手段および芸術家を通じて提示するよう努力している」と説明しました。

また、タブリーズの歴史的・文化的特徴とこの街の文化的施設を、イランと日本の文化・芸術関係拡大にとっての良いきっかけになるとしました。

そのうえで、「歴史的・文化的背景に注目すれば、タブリーズ市からイランと日本の文化的関係を始めることは、非常に重要かつ効果的である」と強調しました。

三宅氏はさらに、同会議の傍らでイランプレスの記者に対し、「米国による制裁および、新型コロナウイルスに関連した最近の問題で、イランと日本の関係はやや薄くなった」と指摘しました。

そして、イランの人々は非常に感情豊か且つ創造的であるとして、「イランと日本の文化的関係を拡大するために、さらに活動を行うべきである」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ