イランが、米下院議長の訪台に反応
8月 03, 2022 14:40 Asia/Tokyo
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キャンアーニー・イラン外務省報道官
キャンアーニー・イラン外務省報道官が、同国として「1つの中国」政策への支持を表明するとともに、「わが国の外交政策の基本の1つは、諸国の領土保全を尊重することである」と語りました。
キャンアーニー報道官は2日火曜夜、ペロシ米下院議長の台湾訪問に反応を示し、「各国の国家主権の尊重は、国連憲章の基本原則のひとつである。同憲章第2条では国連加盟国に対し、各国政府の政治的な独立および領土保全を阻害する、あらゆる行動を差し控えるよう注意勧告している」と述べています。
また、「わが国は、各国の領土保全の尊重を自らの対外政策の基本とみなしており、この枠組みにおいて『1つの中国』政策への支持はゆるぎないものだ」としました。
そして、「中国への内政干渉や同国の領土保全の侵害といった、米現政権当局による最近の緊張扇動行為は、世界各国や地域へのアメリカの干渉の一例である。それらは情勢不安の増大や対立の助長以外の結果は生み出さず、非難されるべきものである」と語っています。
さらに、「一極主義や国際法・協定への違反は、もはやアメリカの対外政策における固定パターンと化している。核合意をはじめとする多国間条約からのアメリカの離脱や、イラン国民に対する違法で人道に反した各種制裁の行使などは、アメリカが自らの行った約束事に従っていないことの明白かつ最たる例だ」と強調しました。
ナンシー・ペロシ米下院議長は2日火曜、台湾の政府同局者との会談を目的に同地を訪問しています。
中国は、台湾を自らの不可分の領土の一部とみなしており、常に他国政府関係者による台湾訪問や直接交流を、「1つの中国」の原則に反するものとみなしています。
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