イラン政府報道官、「国際関係でアメリカを信頼しても無意味」
(last modified Sat, 20 Aug 2022 05:54:11 GMT )
8月 20, 2022 14:54 Asia/Tokyo
  • イラン政府のバハードリージャフロミー報道官
    イラン政府のバハードリージャフロミー報道官

イラン政府のバハードリージャフロミー報道官が、「国際関係において米国を信頼することは全く意味がない。同国への対処は、力、尊厳、そして十分な保証によるものでなければならない」と強調しました。

2022年8月19日は、イラン暦1401年モルダード月28日にあたりますが、69年前のこの日、イラン政府に対するアメリカのクーデターが勃発しました。

1953年のクーデター

 

アメリカとイギリスの協力を得たパフラヴィー王制側の勢力は、1332 年(西暦1953年)モルダード月28日、当時のイランのモサッデグ政権を転覆させ、国外に逃亡していたモハンマドレザー・パフラヴィー国王を再び王位に復帰させました。

バハードリージャフロミー報道官は、この記念日にあわせてツイッターで、「モルダード月28日のクーデターの教訓は、今でもイラン国民の記憶の中にある」としました。

そして、「このクーデターが与えた3つの教訓は、イラン国民の思考に変わらず焼き付いており、イランの政治家たちの意思決定の基準となっている。米国は、独立した有力国であるイランを恐れている。国際関係において米国を信頼することは、全く意味がない。同国への対処は、力、尊厳、そして十分な保証によるものでなければならない」と続けました。

 


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