Pars Today
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、18日に米英による対イランクーデターから71年を迎えるにあたって、「民意により選ばれたイランの政権が米英によるクーデター工作で倒された屈辱の記憶は永遠に残り続ける」と語りました。
イランでは、1332年モルダード月28日(西暦1953年8月19日)、同国政府に対するクーデターがアメリカの介入によって起こりました。
アメリカのCIA中央情報局が、自国が関与した1953年8月のイランのクーデターが非民主的なものであったとの認識を示しました。
19日土曜はイラン暦モルダード月28日に当たり、1953年のイラン政府に対するアメリカのクーデターが勃発した日です。
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「米国政府は、独立した諸国や政府に対し軍事攻撃、介入、クーデターなどを行った経歴がある」としました。
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官が、「国際関係において米国を信頼することは全く意味がない。同国への対処は、力、尊厳、そして十分な保証によるものでなければならない」と強調しました。
1953年8月に発生した、当時のイラン・モサッデグ政権打倒を目的とする英米によるクーデターは、イラン現代史の局面の1つを思い出させます。
19日木曜はイラン暦モルダード月28日に当たり、1953年のイラン政府に対するアメリカのクーデターが勃発した日です。
イランのザリーフ外相は、イスラム革命に対する米国の扇動的な行動を指摘し、「米国は常にイラン国民から軽蔑されてきた」と強調しました。
イギリス駐在のバイーディーネジャード・イラン大使は、英米の諜報機関が関与したイランでの1953年8月のモサッデク政権に対する軍事クーデターの記念日に際し、英国政府の謝罪を求めました。