イラン外務省報道官、「米には独立諸国への介入・クーデターの経歴あり」
(last modified Sat, 20 Aug 2022 05:53:16 GMT )
8月 20, 2022 14:53 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「米国政府は、独立した諸国や政府に対し軍事攻撃、介入、クーデターなどを行った経歴がある」としました。

2022年8月19日は、イラン暦1401年モルダード月28日にあたり、69年前のこの日は、イラン政府に対するアメリカのクーデターが勃発した日となっています。

1953年のクーデター

 

アメリカとイギリスの協力を得たイラン・パフラヴィー王制側の勢力は、1332 年(西暦1953年)モルダード月28日、当時のイランのモサッデグ政権を転覆させ、国外に逃亡していたモハンマドレザー・パフラヴィー国王を再び王位に復帰させました。

キャンアーニー報道官は、このクーデターの記念日にあたりツイッターにおいて、「米国政府は、独立諸国・政府に対する軍事攻撃、介入、クーデターといった経歴がある」としました。

続けて、「1332年モルダード月28日のイラン政府に対するクーデターは、同国のこうした黒い歴史の明白な一例である」と指摘しました。

その上で、「米国政府ははたして、自国がイランに対し行い失敗に終わった、誤った政策を正して、イラン国民の正当な権利を尊重するだろうか?」と疑問をなげかけました。

 


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