イラン原子力庁長官、「イスラエルは我が国の核活動に対し心理作戦・テロ計画練る」
(last modified Wed, 24 Aug 2022 08:45:00 GMT )
8月 24, 2022 17:45 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のエスラーミー長官
    イラン原子力庁のエスラーミー長官

イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「シオニスト政権イスラエルは、イランの平和的な核活動に対する心理作戦やテロ計画を企てている」と述べました。

イルナー通信によりますと、エスラーミー長官は24日水曜、閣僚会議の傍らで記者団に対し「イランの核活動はすべて、IAEA国際原子力機関の基準や規則に沿ったものであり、同機関の監督下にもある」と述べました。

続けて、「イランはNPT核兵器不拡散条約を批准している」としました。

また、「イランの平和的核計画に対する主張や告発は、シオニスト政権が捏造により行っている。同政権はそのような行為をこの20年間続けている」と指摘しました。

そして、「自身が核兵器を保有・使用する、テロリストであるシオニスト政権は、イランへの疑惑を持ち出す資格がない。イランは、2015年に結ばれた核合意での取り決めおよび制限の範囲で査察を受け入れてきたし、今後もそれを継続し、それを一字一句違えることなく順守していくだろう」と強調しました。

イスラエルは現在、西アジア地域で唯一の核兵器保有政権であり、自らの核計画に関してアメリカの支持を受けるとともに、国際的な監視措置から免れています。

一部の推計では、イスラエルは現在100~120発の核弾頭を保有しているとされてきましたが、専門家らはこの数字が現在までに2倍に増えたともしています。

 


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