外国人旅行客のイラン遊覧
中部ヤズドの拝火神殿
8月 26, 2022 19:09 Asia/Tokyo
多くのイラン人の宗教は、イスラム到来の前まではゾロアスター教でした。
現在も、ゾロアスター教はイランの公式な宗教のひとつで、信仰者もいます。ゾロアスター教の預言者・ザラスシュトラ(ゾロアスター)は、紀元前1768年頃に生まれました。アヴェスターはゾロアスター教の聖典です。
イランの古代拝火神殿は、アケメネス朝とパルティア王朝の時代に、主に屋外に建設され、その火は地中から出る天然ガスで燃えていました。
イランで現在も使われている拝火神殿は、南部シーラーズ、首都テヘラン、南東部ケルマーンなどにあり、ゾロアスター教の信者はこれらの場所で礼拝や儀式を行っています。たいていの日には、観光客の入場も可能です。
イラン中部ヤズドの拝火神殿は、ゾロアスター教の聖火が灯され、地元に住んでいるゾロアスター教信者の礼拝所となっています。
この拝火神殿で燃えている火は1500年以上、灯り続けています。