2016リオ五輪に向け、イランのスポーツ選手が世界を舞台に活躍
(last modified Mon, 13 Jun 2016 10:26:20 GMT )
6月 13, 2016 19:26 Asia/Tokyo
  • 2016リオ五輪に向け、イランのスポーツ選手が世界を舞台に活躍

アメリカで開催されたレスリング男子フリースタイルのワールドカップで、イランが強豪ロシアに勝利し、大会7度目の優勝を飾りました。

イランとロシアの決勝戦は、アメリカ・ロサンゼルスで現地時間12日日曜夜に開催され、イランは5対3でロシアを下し、5大会連続、ロサンゼルスでは3度目となるワールドカップの優勝を飾りました。

イランは過去にも、1996年のテヘラン大会、2006年のサーリー(イラン北部マーザンダラーン州)大会、2012年のバークー(アゼルバイジャン)大会、2013年のテヘラン大会、2014年と2015年のロサンゼルス大会で優勝しており、準優勝は11回となっています。

また、イランの男子バレーボールも、近年、活躍が目覚しく、アジアはもちろん、世界的にも好成績を収めています。

そして、今回52年ぶりに悲願のオリンピック出場を果たしました。

イランは長年に渡り、団体競技で世界的な成功を収めることができていませんでした。そのため、世界の上位12チームのひとつとなった今回の男子バレーボールのオリンピック出場は、イランのスポーツ界にとって大きな業績だと言えます。

イランの人々は、選手たちにメダルの獲得を期待しており、世界大会、特にリオデジャネイロオリンピックで好成績を収め、堂々と帰国してほしいと願っています。

リオデジャネイロオリンピックは、8月5日から21日までブラジルで開催されます。

イランは、1979年のイスラム革命前には8回、革命後には7回の合計15回、オリンピックに出場しています。