9月 14, 2022 21:25 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのアブサウーディ外相(アーカイブ写真)
    アミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのアブサウーディ外相(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「IAEA・国際原子力機関による非建設的な対イラン決議の発表には全く効果がない」としました。

IAEA理事会は12日月曜から、オーストリア・ウィーンで開催されています。

IAEAのグロッシ事務局長は12日の記者会見で、「イランは国内にある核施設3箇所に関するIAEAの質問に答えていない」との主張を提起しました。

この主張は、キャマールヴァンディー・イラン原子力庁報道官により否定されています。

ファールス通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのアブサウーディ外相は14日水曜、電話会談を行い、対イラン制裁解除を目指すウィーン協議の最新情勢について意見交換を行いました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、わが国は協議のプロセスを順守していると強調し、「現状において、合意到達のための秘訣は、アメリカが現実を直視し、必要な意志を示すことにある」と語りました。

また、IAEAの今回の会合に触れ、「同会議での非建設的な声明のいずれも、一切効果がない」としました。

一方のオマーン外相も、ウィーン協議におけるイランの建設的な行動を賞賛するとともに、数ヶ月間にわたり続いてきた協議が成果をあげるために努力する必要があると強調しました。

 


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