イラン製自動車がベネズエラでOEM生産
9月 18, 2022 19:22 Asia/Tokyo
ベネズエラのマドゥロ大統領が、自国内でイラン製自動車4車種がOEM生産されることを発表しました。
イルナー通信によりますと、マドゥロ大統領はベネズエラの首都カラカスで開催されている「イラン・ベネズエラ科学・テクノロジー・産業見本市」を訪れ、「イラン製の自動車は7リッターで100kmと燃費がいいため、国民にとって節約になる」と語りました。
マドゥロ氏は、イラン製自動車4車種がベネズエラのベニラウト社によりOEM生産されることに触れ、「いまやイランは模範となる国、先進的で知識、生産を兼ね添えた国である」と述べました。
その上で、「我々は、イランで最も権威ある科学・テクノロジー・産業企業の幹部らが集まるこの機会を活かすべきだ」としました。
また、イランとベネズエラが結んだ科学・テクノロジー分野の教育協定により、ベネズエラから若手の学生・研究者らがイランに派遣されることも発表しました。
この「イラン・ベネズエラ科学・テクノロジー・産業見本市」は、両国の協力関係や情報交換の強化・発展を目的として今月14~18日までベネズエラの首都カラカスで開かれています。
マドゥロ大統領は今年6月にイランを訪問しており、ともにアメリカからの制裁を受ける国として、20カ年の協力協定に調印しています。
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