イラン医学学会の会長が国連事務総長に書簡を送付
(last modified Wed, 15 Jun 2016 11:33:29 GMT )
6月 15, 2016 20:33 Asia/Tokyo
  • イラン医学学会の会長が国連事務総長に書簡を送付

イラン医学学会のマランディー会長が、国連によって子供の権利侵害国のブラックリストからサウジアラビアが除外されたことは遺憾すべきものだとしました。

イルナー通信におよりますと、マランディー会長は、国連のパン事務総長に書簡を送り、「平和のために創設された機関は、同機関のブラックリストからサウジアラビアの名前を削除したが、もっと悲劇的なことは、この決定は、国連加盟国の数ヶ国が、この機関への資金援助を停止すると脅迫した後、下されたということだ」としています。

また、サウジの攻撃を受けているイエメンの負傷し、身体に障害が生じた子供や飢餓に苦しむ子供たちの状況に対する国連の沈黙は、正当化することのできない行為であるとし、「国連は、実質的に自らの道徳面での合法性を失っていることを認めているようである」と述べました。

マランディー会長はさらに、「国連が複数の暴虐的な国に服従し、ブラックリストからサウジアラビアの名前を削除することなく、サウジアラビアにイエメン国民に対する犯罪や戦争を止めさせることが期待されていた」と述べました。