テヘラン北部刑務所火災による死亡者は8人に増加
10月 17, 2022 16:47 Asia/Tokyo
イラン司法府広報センターが、先に発生したテヘラン北部エヴィン刑務所での火災事件による死亡者が8人に達したことを明らかにしました。
現地時間の今月15日夜、テヘラン北部にあるエヴィン刑務所の敷地内で、窃盗・金融犯罪の受刑者の間で衝突が起き、それにより特別棟の縫製作業所で火災が発生しましたが、警察と救急隊員の適切な介入により、多くの収監者には怪我はなく、安全な場所に移されました。
この事件発生当初、4人の受刑者が死亡、ほか10人が病院に搬送されています。
イルナー通信によりますと、イラン司法府広報センターは新たな情報を開示し、今回の事件でさらに負傷者4人が必要な医療ケーアを受けたにも拘らず死亡し、これにより、この事件によるこれまでの死亡者数が合計8人に増えたとしました。
この報告ではさらに、死亡者はすべて窃盗関連犯罪の受刑者であるとされています。
そして、この事件で負傷した6人は、現在も病院で治療を受けており、全体的に容態は良好で回復しつつあるとしています。